グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

会員数:企業・団体 会員ログイン

ニュース 2013年

★ニューズレター2013年12月号★

更新日:

★GC-JNからのお知らせ★

【発表!】2013年GC-JN 10大ニュース

2013年もGC-JNではたくさんのニュースがありました。今回は1年を振り返り、事務局が選ぶ今年の10大ニュースと称して、ご紹介いたします。皆様の記憶に新しい出来事ばかりなのではないでしょうか。これを読んでGC-JNの一年を一緒に振り返りましょう!(以下は順不同です)

(1)GC-JNアワード受賞!
GC-JNが世界のトップ10ローカルネットワークの一つに選ばれました。日頃の分科会活動等の積み重ね、会員の皆様の前向きな取組みがグローバルにも評価され、2年連続3度目の受賞となりました。

(2)会員の多様性が拡大
今年の特筆すべき情報として、会員の多様性があります。今年初めてNPO/NGOが入会しました。また、5月の総会で承認されたアソシエイト規程に則る形で、早速アソシエイト第1号が誕生しました。今後も地方会員や中小企業会員なども含めた組織の拡大を図ります。

(3)GC-JN人事大異動の一年!
事務局は4月から新しい事務局長のもとスタートいたしました。この一年で事務局メンバーの顔ぶれが大きく変化しました。そんな中でも皆で協力しながら業務を行い、一方で会員の皆様から助けられる場面も多々ありました。事務局の体制上、メンバーの入れ替わりは避けられませんが、今後も力を合わせて活動を盛り上げていく所存です!

(4)新規分科会誕生!
今年度の分科会の特徴として、腐敗防止分科会の新設と人権に関する2つの分科会(ヒューマンライツデューデリジェンス、人権教育)の誕生が挙げられます!腐敗防止はGC4分野の1つであり、これまでも関心のある会員さんが多かったものの、タッチーなテーマであるがゆえになかなか設立に至りませんでした。しかし今年度は回毎に持ち回り幹事を設定するという方式で晴れて分科会としてスタートいたしました。また、人権は世界的な潮流を受けて、企業の関心が高まっている分野です。2つに分けて活動することで、より多くの会員の関心事をカバーするとともに、テーマや対象を絞りやすくなり目的も明確化しました。

(5)GC-JN10周年とシンポジウム
今年はGC-JNがその前身として産声を上げてから10周年の節目の年に当たりました。11月に開催したシンポジウムではGC-JNとCSRの10年の歩みを振り返るに相応しい講演者やパネリストにご登壇いただきました。懇親会では、10周年回顧ビデオを上映し、懐かしさを感じた方々も多くいらっしゃったのではないでしょうか。いつもながら、サポーターでお手伝いいただいた皆様にも心より感謝申し上げます。

(6)「持続可能な世界実現のためのお役立ちシリーズ」発刊
2013年8月に、サプライチェーン分科会からのアウトプットが第1号となり、GC-JNから「持続可能な世界実現のためのお役立ちシリーズ」を発刊いたしました。こちらのネーミングも会員の皆様から寄せられたアイデアを基に選定しております。分科会からの成果物が外部に堂々と公表できるようになったのも、日頃から活動に真摯に取り組まれている会員の皆様の成果の表れだと思います。今後も、分科会やGCに関する有益な情報をお役立ちシリーズとして広く世界に発信していきたいと思います。

(7)GC-JN財政健全化
2012年11月の臨時総会でご承認いただいた会費増額に伴い、GC-JNの財政基盤が健全化しました。これもひとえに会員の皆様のご理解とご協力のおかげです。ありがとうございます。今後も、GC-JN事務局では「使うところは使い、締めるところは締める」というメリハリのある運営を行ってまいります。

(8)グローバル活動の強化
GC-JNでは今年もグローバルな活動展開に力を入れてきました。特に今年は3年に一度のリーダーズサミットが開催される年にあたり、会員からも10団体が参加しました。1100名を超える世界のリーダーの会合はインパクトもひときわ大きかったようです。会合では「Business Engagement Architecture」が紹介され、ポスト2015に向けてビジネスセクターがどういった方向性で進んでいくかに注目が集まっています。このほか、日中韓ラウンドテーブルではGC-JNから延べ38名が出席し、Youthプログラム・Researcher’sプログラム・Businessセクターの3つのカテゴリーで気候変動とCSRについて議論しました。また、持続可能な農業ビジネス原則(SABPs)のコンサルテーションでは、GCO担当者とGC-JN会員による会議を行い「白書」に対する日本企業からの意見を提案しました。今後もGC-JNはグローバルに発言できるローカルネットワークを目指し、会員の皆様とともにグローバル活動を展開していきます。

(9)GCO年度寄付&ロゴ規程
今年の事務局に対するお問合せで最も多かったのが「GCOへの年度寄付」と言っても過言ではありません。GC-JNでは皆様からいただいたご意見を集約し本部へ意見具申をしたり、他のローカルネットワークと情報交換するなど、様々な対応をしてまいりました。本件については2014年から新たなポリシーが適用されます。今後もGCOとは密に連携をとりながら皆様へ情報のフィードバックをさせていただきます。

(10)ニューズレター発刊
広報委員会の協力のもと、9月からこのニューズレター配信がスタートいたしました!作成している事務局も「1か月でこんなにも皆様にお伝えしたい情報があるのか・・・」と感じるくらいGC-JNには情報が集まってきます。これまで、何かの形で会員の皆様へまとまった情報をタイムリーにお伝えしたいと願っておりましたが、ようやくそれをかなえることが出来ました。GC-JNやGCをより身近に感じていただき、社内・組織内でご紹介いただいておりましたら幸いです。今後もご愛読の程宜しくお願いいたします。

【報告】LEADシンポジウム(東京)

12月10日、11日の2日間、明治記念館にてUNGC本部のイニシアチブであるLEADのシンポジウムが開催されました。GC-JNでは3社(富士ゼロックス、住友化学、武田薬品工業 敬称略)がLEADメンバーとして活動しています。今回の大きなテーマは「ポスト2015のゴールセッティング」でした。LEADは「Business Engagement Architecture」の作成に関わった中心チームです。オープンセッションにはGC-JN事務局と希望した会員の方にも出席いただきLEAD企業からの発表を聴きました。今後、ビジネスセクターがポスト2015にどう関与していくか、グローバルレベルでさらに議論が盛り上がることと思います。GC-JNでも機を逃さずにこのイシューに対する見解を取り纏めていきたいと思います。

Business Engagement Architecture

【速報】東京CSRセミナー

12/19(木)に東京・女性就業支援センターでCSRセミナーを開催しました。早稲田大学商学部の谷本寛治教授をお招きし、「責任ある競争力-CSRを問いなおす」というテーマで講演をしていただき、サステナビリティを重視するに至ったグローバル視点での経緯から、日本企業の現状と課題、そして今後のサステナブル社会づくりに向けたメッセージまで、とても濃いお話を聞くことが出来ました。質疑応答の後、名取事務局長からは「GCの今日的意義」についてのご説明をして終了となりました。この冬一番の冷たい雨が降り注ぐ日だったにも関わらず、48社58名の会員・非会員の方々にお越しいただき、「もっと長い時間聞きたかった」という声も多くいただきました。ご参加の皆様、ありがとうございました。参加できなかった皆様も、またの機会に是非足をお運びください。

【ご案内】ラーニングフォーラムin関西

いつもは東京でしか開催できないラーニングフォーラムを、念願の大阪で開催いたします!GC-JNの代表理事・理事による講演と質疑を通して、皆様にグローバル・コンパクトやCSRについてご理解を深めていただくとともに、CSRの重要課題であるレポーティングや腐敗防止について解説する、1回で3度美味しいプログラムです。
CSR業務の初心者から豊富な経験をお持ちの方まで、幅広い方々のご参加をお待ちしております。
■日時:2014年1月28日(火)14:00-17:00
■会場:ドーンセンター大会議室1(大阪市中央区大手前1-3-49)
京阪「天満橋」駅/地下鉄谷町線「天満橋」駅より徒歩7分/JR東西線「大阪城北詰」駅より徒歩10分
■プログラム内容(各講演30分+質疑応答15分)
1.『CSRの潮流とグローバル・コンパクトの今後』
有馬 利男 代表理事(富士ゼロックス イグゼクティブ・アドバイザー)
2.『CSRレポート最新動向:GRIガイドラインG4および統合レポートについて』
後藤 敏彦 理事(サステナビリティ日本フォーラム代表理事)
3.『グローバル・コンパクトの腐敗防止原則とは』
野村 彰男 理事(国連広報センター 元所長)
*「グローバル・コンパクトの今日的意義」(GC-JN名取事務局長)
■定員:70名
■参加費:無料

ご参加登録:こちらよりお申込みください。

ドーンセンターへのアクセス

【速報】第8回理事会サマリー

12月11日に第8回GC-JN理事会を開催いたしました。7名の理事と監事が出席しました。今回のアジェンダは(1)上半期活動進捗報告、(2)2014‐2016中期計画 一次案 でした。中期計画は次回年次総会に向けてさらにブラッシュアップしていきます。

GC-JN会員数最新情報(2013年12月26日時点)

GC-JN会員数 181団体および企業
アソシエイト会員 1企業

【分科会トピックス】人権教育分科会&ヒューマンライツデューデリジェンス分科会

12月は人権月間でした。GC-JNの「人権教育分科会」ではアムネスティ・インターナショナル日本事務局長であり、GC-JNの理事でもある若林秀樹様をお招きし、ワークショップをしました。オブザーバー無しの全員参加型ワークショップのスタイルで、全員が自由に意見を出し手と頭を動かした中身の濃い3時間半でした。テーマ(1)は、バングラディシュ縫製工場崩落について、「事故の原因は何だったのか、防ぐことは出来なかったのか」をバリューチェーン全体を通して考えるものでした。チームでイマジネーションを働かせながら原因と対策を考え、発表し、若林様にも講評をいただきました。テーマ(2)は、実際に自社でワークショップをする場合を想定し、「テーマ、研修対象、経営への影響など」について議論しました。
「ヒューマンライツデューデリジェンス分科会」ではEY総合研究所の牛島慶一様による講演とワークショップを行っています。人権デューデリジェンスの基本の考え方から、必要実施項目の伝授、そして業種別・ステークホルダー種別ごとに想定し得る人権項目抽出やマッピング実習など、各参加者が実践的な「気づき」を持って帰ることが出来ている様子が見て取れて、今後が更に楽しみです。両分科会の様子はGC-JNのFacebookでもご紹介しておりますのでぜひご覧ください。

【いいね!募集】GC-JN Facebookのご紹介

GC-JNの情報発信ツールの一つにFacebookがあります。おかげさまで「いいね!」が少しずつ増えてきました。分科会、国際会議、会員の皆様の活動ページや柔らかネタを交えながら投稿しています。ぜひ足を運んでみてください。ニューズレターで紹介した会議の様子が写真とともにご覧になれます。

GC-JN Facebookページはこちら!

★UNGCの最近の動き★

世界の会員数最新情報(2013年11月30日時点)

・Business sector 7903 (新規129社)
・Non-Business sector 4094 (新規25団体)

【今月のピックアップ】Global Compact ロゴポリシー 2014年1月より発効

日頃はGCのロゴ(特にWe Supportロゴ)の適正使用にご協力いただきありがとうございます。先般からご案内しております通り、2014年からは新たなロゴポリシーに則った使用が求められます。すなわち、UNGCの署名者であること、COPやCOEのステイタスがアクティブあること、GCOへの財政的援助(寄付)をしていること、がロゴ使用のための条件となりました。こちらのポリシーは2014年1月より有効となります。この中にはCOP提出専用のロゴも紹介されています。これまでもCOP Endorserロゴはありましたが、少しデザインが変更しましたので再度ご紹介いたします。詳細は以下をご覧ください。

UNGCロゴポリシー2014

【ご紹介】Business Partnership Hub (UNGCが運営するビジネスパートナーマッチングサイト)

GCOが今後注力していく活動の一つに、パートナーシップがあります。この度、GCOはグローバルレベルでのパートナーシップのためのマッチングサイト(Business Partnership Hub)を新設しました。こちらでは世界中のマルチセクターとのビジネスにおけるパートナーシップの機会を提供しています。ご興味のある方は是非覗いていただき、パートナーシップの情報取集やグローバルなビジネス展開のきっかけとしてみてはいかがでしょうか。

UNGC Business Partnership Hub

【GCOイベントカレンダー】

March :
6th Annual Women’s Empowerment Principles Event: Gender Equality and the Global Jobs Challenge (5-6 Mar, NY)

【お問合わせ先】

著者:(社)グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク 事務局
編集:(社)グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク 事務局、広報委員会

(社)グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク
TEL:03-5412-7235 FAX:03-5412-5931
Email: gcjnoffice@ungcjn.net
©2013 Global Compact Japan Network all rights reserved.

上記内容のPDFはこちらからダウンロードできます!(PDF:158KB)