グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

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ニュース 2021年

【国連グローバル・コンパクト】Monthly Bulletin 和訳版 3月号発行のお知らせ

更新日:

国連グローバル・コンパクトは会員を含む希望者に向け、毎月Monthly Bulletinを発信しています。GCNJでは、国際潮流を発信する活動の一環として、和訳版(PDF版)の発信を開始いたしました。内容は、ニュース、トピックス、国連グローバル・コンパクト全体の動き(会員数など)のほか、国連グローバル・コンパクトが主催するイニシアチブやキープロジェクトの進捗報告、イベントの予定などです。ぜひご一読ください。

UN Global Compact Monthly Bulletin 日本語版 3月号ダイジェスト

【国連グローバル・コンパクトからのお知らせ】

ビジネスリーダー、ウォーター・スチュワードシップの改善を呼びかけ

Anheuser-Busch InBev、Cargill、Diageo、Dow Inc、Ecolab, Gap Inc.、栗田工業株式会社、PVH Corp、Starbucksに加え、The Coca-Cola Company、Colgate-Palmolive、GlaxoSmithKline plc.、Heineken、IHG、Levi Strauss & Co.、Woolworths Holdingsの16社のトップは、公開書簡を発出し、すべての人に十分かつ回復力のある淡水資源を確保するため、水の利用と管理方法の改善を誓いました。この公開書簡は、水を大切にすることを中心的テーマとする今年の「世界水の日」に因んで発表されたものです。

企業に人種差別対策を要請

サンダ・オジャンボ国連グローバル・コンパクトCEO兼事務局長は、3月21日(日曜日)の「国際人種差別撤廃デー」に寄せる声明を発表し、米国で最近発生しているアジア人コミュニティに対する暴力行為を、排外主義やデマ、野放しのステレオタイプに起因する憎悪を示す許しがたい行動として認識しました。そして、グローバル・コンパクトが不正に直面する人々すべてと連帯することを明らかにするとともに、企業に対し、人種主義に対抗する特定の具体的対策を取るよう求めました。

新着情報

オジャンボ事務局長、Bloombergの平等サミットに参加

サンダ・オジャンボ事務局長は、Cherie Blair Foundation for Women創設者のシェリー・ブレア氏、North America P&Gグループ社長のキャロライン・テスタッド氏、American Express Co.元CEOのケン・シェノルト氏、Ariel Investments共同社長のジョン・ロジャース氏、俳優のジーナ・デイヴィス氏とともに、Bloomberg主催の第4回年次平等サミットに参加しました。事務局長は、コロナ禍がジェンダー平等の問題と、女性がミクロ経済の担い手として果たす重要な役割を白日の下にさらし、複雑化させたと語りました。

フィナンシャルタイムズ論説記事:「ポストコロナの復興はジェンダー不平等に取り組むチャンス」

「女性が教育や雇用、信用、昇進、財政援助に平等にアクセスできるようになれば、私たち全員の利益となります。より良い復興を果たすためには、さらにジェンダー包摂的な形で復興を達成するとともに、男女の価値が平等に評価される世界の実現を図らねばなりません」オジャンボ事務局長は「世界女性の日」に寄せてフィナンシャルタイムズで発表した論説記事を、このように締めくくっています。

初のTARGET GENDER EQUALITY LIVEは大成功

3月16日に開催されたTARGET GENDER EQUALITY LIVE(「ジェンダー平等目標設定」ライブイベント)には、3,459の組織から4,741人が参加したほか、12時間にわたって行われたイベントでは、68の独立セッションで計206人が登壇し、意見を述べました。

世界の主な動き

グローバル・ゴールズを東欧のローカル・ビジネスに

Making Global Goals Local Business Georgia(「グローバル・ゴールズをローカル・ビジネスに」ジョージア会合)には、400人以上が参加しました。東欧初の国連グローバル・コンパクト地域イベントとして開催されたこの会合には、ジョージア、ベラルーシ、ウクライナ、トルコ、ポーランドのグローバル・コンパクト・ネットワークが参集しています。欧州の閣僚と国連機関、民間企業は、ディーセント・ワーク(やりがいのある人間らしい仕事)や循環型経済、ゼロ炭素成長、グローバル・ゴールズ達成に向けた資金調達を目指して変革を推進するための官民パートナーシップについて話し合いました。

マレーシアの2021年自発的国家レビュー(VNR)

マレーシアの2021年自発的国家レビューに関する国内専門作業部会の一員として、グローバル・コンパクト・ネットワーク・マレーシア&ブルネイは、企業との協議を開催し、持続可能な開発目標の達成に向けたそれぞれの貢献に関する知見と、マレーシア全体のSDGs達成に向けた進捗状況に関する見解を求めました。この協議の成果として「民間セクター・ポジション・ペーパー」が提出され、マレーシアの2021年VNR報告書をさらに充実させるための資料として検討されることとなりました。

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