グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン

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ニュース 2026年

国連グローバル・コンパクトのアジア・太平洋地域向け旗艦イベントにて 日本からガバナンスとパートナーシップの知見を発信

更新日:

日越大学 藤野真也氏、キリンホールディングス 大島健太氏らが登壇

国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(所在地:東京都渋谷区、代表理事:磯崎功典、以下「GCNJ」)は、2026年8月11~12日にスリランカで開催された「Forward Faster Now | APAC 2026」(以下「本イベント」)に参加し、アジア・太平洋地域から集まった200名以上の国連グローバル・コンパクト関係者とともに、ガバナンスやパートナーシップのあり方について議論を行いました。

本イベントは国連グローバル・コンパクトのアジア・太平洋地域における旗艦イベントで、スリランカのハリニ・アマラスーリヤ首相や、国連事務次長補 兼 国連グローバル・コンパクトCEO サンダ・オジャンボが出席しました。

GCNJは今後も日本企業の取り組みや知見をグローバルに発信し、世界でのSDGs達成に向けた取り組みに寄与していきます。

本イベントにおけるGCNJの発信

ガバナンスの議論をリード:日越大学 准教授 藤野真也氏

GCNJは、ガバナンスや腐敗防止をテーマとする2つのセッションを主催しました。うち1つは開催国スリランカのカントリーネットワークとの共催で実施しました。
両セッションでは、日越大学 准教授 藤野真也氏が登壇。藤野氏はガバナンス上のリスクが発生する構造として、「制度のすきま(*1)」、「コンプラ断絶(*2)」があると指摘。こうした構造を解決するためには、経営層が現実を直視する姿勢が必須であると強調しました。

また、藤野氏は、バングラデシュ・タイ・スリランカの企業登壇者の知見を引き出す議論もリードしました。セッションは会場との双方向形式で行われ、参加者からは、自身が直面しているジレンマや実務での進め方など、多くのコメントが寄せられました。

(*1)管轄権ごとに規制やその運用状況が異なっていること
(*2)本社と現場の間での情報の非対称性や管理効率の悪化から生じる、コンプライアンスの断絶

パートナーシップの推進事例を発信:キリンホールディングス株式会社 CSV戦略部長 大島健太氏

パートナーシップをテーマとするセッションでは、キリンホールディングス株式会社 CSV戦略部長 大島健太氏がキーノートスピーカーとして登壇。
同社グループは、飲料原料である紅茶葉の主要調達先として、スリランカと関係を築いてきました。その経験を踏まえ、同国での長年にわたる社会課題解決への取り組みや、セクターを超えた連携の可能性について発信しました。
大島氏の「パートナーシップとは、信頼を築くこと、学ぶこと、そして、コレクティブ・アクションである」という言葉は、参加者からも大きな共感を得ていました。

サステナビリティ推進のハイレベルな対話に参加:GCNJ理事(株式会社ミライト・ワン 特別参与) 呉文繍

GCNJ理事 (株式会社ミライト・ワン 特別参与)呉文繍が、CSO(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)のピアラーニング・グループの対話に参加し、アジア・太平洋地域におけるサステナビリティ経営の展望について意見交換を行いました。呉理事は自らの経験を各国のCSOたちへ共有するとともに、国連グローバル・コンパクトを通じてハイレベルなネットワークがさらに深化するよう、期待を述べました。

本イベントの開催概要

名称:Forward Faster Now | APAC 2026
主催者:国連グローバル・コンパクト
開催日:2026年8月11~12日
開催場所:スリランカ コロンボ

国連グローバル・コンパクト本部の関連リリース

GCNJ関係セッション情報

セッションタイトル 日本からの登壇者
Governance, Integrity & Accountability in a Changing World 日越大学 准教授 藤野真也氏(キーノートスピーカー、パネリスト)
From Policy to Practice: Making Anti-Corruption Work 日越大学 准教授 藤野真也氏(モデレーター)
Shared Purpose, Shared Value: How Partnerships Drive Sustainability キリンホールディングス株式会社
CSV戦略部長 大島健太氏(キーノートスピーカー)
In-person meeting of the Chief Sustainability Officers Peer Learning Group GCNJ理事 (株式会社ミライト・ワン 特別参与)呉文繍

(GCNJ事務局 現地参加・執筆協力者)敦賀和外、阿部嘉子、内田晴子、高橋布由子