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イベント 2023年

【開催終了】無料ウェビナー「ジェンダーに配慮した調達を採り入れたビジネスとは」(9/14)

更新日:

共催:国連グローバル・コンパクト、UN Women

GCNJとIGESが発行した「SDGs進捗レポート2023」でも、ゴール5達成に向け、ジェンダーに配慮した調達への取組みが課題の一つとして浮き彫りとなりました。

SDGs進捗レポート 2023

こうした中、国連グローバル・コンパクトでは、9月14日(木)午前10時より、「ジェンダーに配慮した調達を採り入れたビジネスとは」と題し、ウェビナーをUN Womenと共催いたします。原語は英語ですが、日本語、中国語、韓国語、タイ語の同時通訳が付きます。

以下より参加登録の際、日本時間の午前10時から始まるセッションを視聴するには、"9:00 AM HKT"を選択して下さい。

ウェビナー案内・参加登録ページ(国連グローバル・コンパクトHP)

企業の購買力だけでも、多様なサプライチェーンを形成しており、何百万ものビジネスを左右するポテンシャルを秘めています。世界における企業の契約は、合算すれば、何兆米ドルもの規模に上ります。しかし、企業による支出がジェンダーに与える影響は、長らく見過ごされ、過小評価されてきました。バリュー・チェーン上において、機会を女性起業家に解放することは、経済成長の機会を開くことに繋がります。

ジェンダーに配慮した調達(Gender-Responsive Procurement)とは、ジェンダー平等への影響を考慮したサービス、物品、工事の選定と定義されます。このようにGRPは、世界中の資金の流れを促進する調達によって、女性にとってプラスとなる結果を支援することを目的としています。GRPは、世界の調達機会に見られる現在の不平等を解消するのに役立ちます。世界の3社に1社が女性による経営である一方、大企業の調達支出額のわずか1%しか女性は獲得できていません。女性が経営する企業の調達目標を設定している企業はわずか4%で、正式な入札プロセスに参加するための研修を女性に提供している企業は5%未満です。

GRPは女性だけでなく、企業にとってもプラスの結果をもたらします。規模の大小を問わず企業は、ジェンダー平等や持続可能な開発という消費者の価値観を反映しない慣行の脆弱性を認識しています。また、人権基準を満たさないというリスクを冒したり、女性が経営する企業やジェンダーに配慮した企業がビジネスにもたらす実利を見過ごしたりしています。

国連グローバル・コンパクトとUN Womenが共催する本セッションに参加し、GRPが有する変革の可能性についてより詳しく学び、企業がジェンダー平等の推進に向け、なぜ、そしてどのようにサプライチェーンの慣行を変革できるのか、世界の専門家から話を聞きましょう。

このセッションで学べること:
- ジェンダーに配慮した調達(GRP)とは
- ビジネスにおけるGRPの利点
- GRPを実践している企業の戦略的事例