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(仮訳)
原則9 企業は、環境に優しい技術の開発と普及を奨励すべきである

環境に優しい技術とは

アジェンダ21(PDF)」(英語)の定義によると、環境上適正な技術とは、環境を保護し、より汚染が少なく、あらゆる資源をより持続可能な方法で利用し、より多くの廃棄物や製品を再利用し、また、代替対象となった技術よりも好ましい方法で残留廃棄物を取り扱わなくてはならないとされています。これには、多様にあるよりクリーンな生産過程や汚染防止技術だけでなく、末端処理技術やモニタリング技術などが挙げられ、さらにノウハウ、手順、財、サービス、設備に加えて組織的なマネジメント手段を備えたトータル・システムであると考えることができます。資源を効率的に利用しない生産工程は残留物の発生とゴミの廃棄につながるのに対し、環境上適正な技術を応用すれば、日常業務の非効率や環境汚染物質の排出、労働者が受ける有害物質の被害、技術的な問題による大惨事のリスクを減らすことができます。

環境にやさしい技術の開発と普及による主な利点

環境にやさしい技術がもたらす主な利点は下記のとおりです。

企業は、環境にやさしい技術の利用と普及を下記のように推進することができます。

戦略レベルで技術改善を図るアプローチとしては、下記が挙げられます。

(最終更新:2010年11月22日)